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北海道のハチ駆除自治体の対応・費用の助成・対応業者

自治体が駆除するかどうか、費用の助成や防護服の貸出があるかどうかは自治体ごとに分かれます。各自治体の公式ページの記載を先に整理し、そのうえでハチ対応の記載がある業者を比較できるようにしています。

掲載業者 3社掲載自治体 10件確認日 2026年9月28日
本ページは、北海道内の各自治体および各社の公式サイトの公開情報をもとに編集部が整理したものです(確認日:2026年9月28日)。自治体の対応・助成・貸出に関する記述は各自治体のページの記載の範囲にとどめ、記載が無い項目は「記載なし」としています。制度は年度ごとに変わることがあるため、実際の可否・金額は必ず各自治体にご確認ください。

北海道のハチ被害について

北海道でハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣に困っている方向けに、北海道内10自治体の公式ページに書かれている対応と、ハチ対応の記載がある駆除業者を整理しました。

ハチは鳥獣保護管理法が対象とする鳥類・哺乳類にあたらないため、イタチやハクビシンのような捕獲許可の手続きは論点になりません。かわりに問題になるのが自治体ごとの対応の違いで、自治体が駆除するかどうか、駆除費用の助成があるかどうか、防護服や駆除器具を貸し出すかどうかは、同じ県内でも分かれます。

本ページの自治体に関する記述は、各自治体の公式ページに書かれている内容の範囲にとどめています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部が制度の有無や金額を推測して補うことはしていません(確認日:2026-09-28)。

自治体の対応(助成・防護服の貸出)

確認した北海道内10市すべてで、私有地のハチの巣の駆除は土地・建物の所有者または管理者の責任とされ、市が直接駆除に出向く制度は確認できなかった(札幌市「市では駆除を行っておりません」、函館市「市では駆除を行っておりません」、釧路市「個人の住宅や敷地内に作られた巣の撤去等は行っておりません」、苫小牧市「市では駆除を行っていません」、北見市「北見市ではハチの巣の駆除を行っておりません」など)。分かれるのは費用面と装備面である。旭川市だけは例外的に二段構えの支援があり、(1)「蜂駆除用の防護服を無料で貸出しています」という防護服の無料貸出(要事前電話予約、殺虫剤と長靴は自己用意)、(2)「生活弱者世帯への支援として、市が業者への駆除委託と駆除費用負担を行っております」として、75歳以上のみの市民税非課税世帯・児童扶養手当受給かつ非課税世帯・障害者手帳保持かつ非課税世帯を対象に市が費用を負担する(生活保護世帯は別途補助があるため対象外)。一方、帯広市・北見市・江別市は「駆除費用の補助は行っておりません」と補助の不存在を公式に明記しており、札幌市・函館市・釧路市・苫小牧市・小樽市は助成・貸出のいずれについても記載がない。室蘭市は制度としての助成の記載はないが「生活保護受給世帯の場合は、市にご相談下さい。」と個別相談の余地を残している。ハチの種類による扱いの差も自治体で異なり、小樽市はスズメバチ(専門業者推奨)とアシナガバチ(一般の方でも駆除可能)で案内を明確に分け、函館市も種類別に危険範囲(スズメバチ類3m、アシナガバチ類2m)を示す一方、札幌市・旭川市・苫小牧市・江別市・室蘭市は種類を区別せず「ハチの巣」として一括で扱っている。函館市・室蘭市は「危険性が低い場合」「人が近づかない場所」の巣は無理に駆除する必要がないと明記している点も特徴。公有地(道路・河川・公園)の巣は各市とも管理者ごとの別窓口を案内しており、旭川市は国(北海道開発局)・道(振興局建設管理部)・市(土木事業所、公園みどり課)の連絡先を細かく掲載している。

各自治体の公式ページに書かれている内容をそのまま整理しています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部による推測は入れていません。「記載なし」は制度が無いことの確認ではなく、当該ページに記載を確認できなかったという意味です。

自治体自治体による駆除費用の助成防護服・器具の貸出条件
札幌市「ハチの巣は、巣がある場所の所有者または管理者に駆除していただいております。市では駆除を行っておりません。なお、駆除業者は御自身でお選びください。」(ページ名:ハチに注意!~ハチに刺されないために~)記載なし記載なし「刺激を与えると攻撃性を持つハチ」としてスズメバチ類・アシナガバチ類を同じ区分で記載し、種類による対応の違いは設けていない。「駆除料金については、状況によって異なりますので、業者に直接お問合せください。」とし、業者紹介は一般社団法人北海道ペストコントロール協会(令和8年度ハチ駆除専用電話番号:011-792-1500)を案内。
旭川市「蜂の巣の撤去は、基本的に蜂の巣のできている土地・建物等の所有者が行う責任があります。」(ページ名:蜂の巣を駆除したい時には)。対処は「(1)殺虫剤等で自ら駆除する。」「(2)民間の駆除業者へ依頼する」の2とおりを案内。ただし「空き地・空き家(所有者不明の土地建物)に蜂の巣ができた場合」は「本所へご相談ください。」とされる。あり(対象世帯限定)。「生活弱者世帯への支援として、市が業者への駆除委託と駆除費用負担を行っております。対象となる世帯は下記のとおりです。当てはまる方は本所へご相談ください。ただし、生活保護世帯は別途補助があるため対象から除きます。」対象=「高齢者世帯(世帯全員が75歳以上、かつ、市民税非課税世帯)」「児童扶養手当受給世帯(世帯主が児童扶養手当を受給し、かつ、市民税非課税世帯)」「障害者世帯(世帯主が障害者手帳等(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)の交付を受けており、かつ、市民税非課税世帯)」。金額の記載はなし(市が駆除を業者に委託し費用を負担する方式)。あり。「蜂駆除用の防護服を無料で貸出しています。防護服は数に限りがありますので、ご希望の方は本所へ事前に電話にて貸出予約を行った後、来所ください。なお、殺虫剤と長靴はご自身でご用意いただきますようお願いします。」(貸出窓口:保健所 動物愛護センター 0166-25-5271)スズメバチ/アシナガバチの区別記載はなく「蜂の巣」で一括。河川敷・道路・公園の巣は管理者(国・道・市)ごとの連絡先を掲載。ページ最終更新日2022年3月31日。
函館市「駆除は、巣のある場所の土地・建物所有者または管理者に行っていただいており、市では駆除を行っておりません。」「ご自身で駆除ができない、また危険を伴う場合は、専門業者に駆除を依頼してください。」(ページ名:スズメバチ等について)。FAQ「家の敷地内にハチの巣ができたので駆除してほしいのですが」でも「市役所や保健所ではハチの巣の駆除を行っておりません。土地や建物の管理責任はその所有者にありますので,ご自分が所有する土地や建物にできたハチの巣は,自己負担で駆除業者などにご依頼いただくことになります。」記載なし記載なしハナバチ(5月頃から)・アシナガバチ(6月頃から9月頃)・スズメバチ(6月頃から9月頃)を種類別に解説し、危険範囲を「キイロスズメバチ・コガタスズメバチ等=3m、アシナガバチ類=2m」と明示。「人から刺激を与えなければ、ほとんど刺されることはないため、危険性が低い場合、また高いところにある巣は無理に駆除する必要はありません。」と、駆除しない選択肢も案内。業者は生活衛生課(32-1521)が紹介。
釧路市「釧路市では、個人の住宅や敷地内に作られた巣の撤去等は行っておりません。巣がある場所の所有者または管理者の方が直接駆除業者に依頼してください。」(ページ名:スズメバチ)記載なし記載なしページはスズメバチを対象とした記載で、アシナガバチについての言及はなし。業者は電話帳「タウンページライブラリー」「iタウンページ」の「消毒業」「ハチ駆除」で探すよう案内。問い合わせ=市民環境部環境保全課環境衛生係(0154-31-4533)。
帯広市「一般住宅や事業所の敷地内につくられたハチの巣は、巣のある土地や建物の所有者または管理者の負担で、専門の駆除業者に依頼するなどして駆除していただいています。市では駆除や駆除費用の補助は行っておりません。」(ページ名:スズメバチについて)なし(公式に明記)。「市では駆除や駆除費用の補助は行っておりません。」記載なしページはスズメバチを対象。「8月から9月頃になるとハチの巣が最も大きくなり、巣の中で新女王バチを育てる期間に入るため、ハチの警戒が高まり、攻撃的になります」と時期の注意を記載。
苫小牧市「自宅敷地内で発生している害虫(蜂、ドクガ等)や害獣(ネズミ)は市では駆除を行っていません。」「駆除は、土地・建物の所有者または管理者が責任をもって行いましょう。」「ハチの巣の駆除は自身や周囲に危険を及ぼす可能性がありますので、専門事業者に依頼することをお勧めします。」(ページ名:害虫(蜂、ドクガ等)、害獣(ネズミ)について)記載なし記載なし「※特にスズメバチの巣の駆除は大変危険です。」とスズメバチのみ注意を強調するが、対象・非対象の区別はなく蜂全般が市の駆除対象外。市内の駆除業者連絡先を掲載。
北見市「ご自身が所有している土地や建物に作られたハチの巣については、巣のある土地や建物の所有者または管理者が駆除業者に依頼するなどして対応をしてください。市ではハチの巣の駆除や駆除費用の補助は行っていません。」(ページ名:ハチの巣を見つけたときの対応)。別ページ「自宅にできたハチの巣を駆除したい」(https://www.city.kitami.lg.jp/administration/life/detail.php?content=13312 )でも「北見市ではハチの巣の駆除を行っておりません。ハチの巣につきましては、土地家屋等の所有者の責任において駆除願います。」なし(公式に明記)。「市ではハチの巣の駆除や駆除費用の補助は行っていません。」記載なし防護服の貸出記載はないが、予防策としてスズメバチの女王バチ用「ペットボトル捕獲器」の作り方・設置方法を市が案内(「長期間設置すると働きバチも寄ってきてしまい危険なため、遅くても7月頃には捕獲器を回収しましょう。」)。市が確認した駆除業者一覧をサイトに掲載。
小樽市「※小樽市保健所では、電話で駆除相談を受け、駆除方法等を説明するとともに業者の紹介をいたします。現場対応はできませんので御了承ください。」「※私有地(一般住宅、店舗など)に巣がある場合は、管理している方が駆除をお願いします。」(ページ名:蜂の巣は早期発見・駆除を)記載なし記載なしスズメバチとアシナガバチで案内が明確に分かれる。スズメバチ=「不慣れな方は手出しせず、費用はかかりますが専門業者に駆除を任せるのが無難です。」、アシナガバチ=「スズメバチに比べ攻撃性が低いため、一般の方でも蜂用殺虫スプレーを使うと比較的安全に駆除することが可能です。」。「小樽市の蜂の相談件数の約80パーセントはケブカスズメバチとアシナガバチです。(平成27年度)」。業者は『一般社団法人北海道ペストコントロール協会』ハチ駆除専用ダイヤル011-792-1500が6月1日から9月30日まで紹介。
江別市「ハチの巣は、巣のある土地・建物の所有者や、管理者の負担で対応していただくことになります。一般家庭や個人の敷地内につくられた巣については、市では駆除や駆除費用の補助は行っておりませんので、ご自身で専門の駆除業者に依頼するなどして巣の撤去を行ってください。」(ページ名:ハチの巣があるので、困っています)なし(公式に明記)。「市では駆除や駆除費用の補助は行っておりません」記載なしスズメバチ・アシナガバチの区別記載はなく「ハチの巣」で一括。「公園や道路(街路樹など)にハチの巣が作られた場合は、以下の窓口までご連絡ください。」と公有地は別窓口。関連ページ「ハチを見たら、ハチに刺されたら」(https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/soshiki/kankyo/3316.html )は予防・応急処置のみ。
室蘭市「害虫やハチの巣の駆除、カラスの巣の撤去は、その建物・敷地の所有者・管理者の責任で行って下さい。危険を伴う場合やご自身で駆除するのが難しい場合は、専門業者へ依頼して下さい。」「市の土地や施設、所有者・管理者不明の空き家・空き地については、地域生活課(0143-25-2381)までご連絡下さい。」(ページ名:害虫やハチの巣の駆除、カラスの巣の撤去/更新日2026年08月12日)助成金・補助金の制度としての記載はなし。ただし「生活保護受給世帯の場合は、市にご相談下さい。」との記載あり(金額・制度内容の記載はなし)。記載なし関連ページ「ハチについて」(https://www.city.muroran.lg.jp/life/?content=411 )には「住宅の軒下や庭先の木々、人が近づく場所に巣がある場合は、刺されてしまう危険がありますので、市役所に連絡し、専門の駆除業者へ巣の駆除依頼をして下さい。」「人が近づかない場所に巣が出来ている場合は、むやみに巣を駆除する必要はありません。」とあり、スズメバチ・アシナガバチの区別はなし。市内の駆除業者3社の連絡先を掲載。

出典(各自治体の公式ページ)

被害の種類

  • ■ご自身で駆除ができない、また危険を伴う場合は、専門業者に駆除を依頼してください。(函館市)
  • ■人から刺激を与えなければ、ほとんど刺されることはないため、危険性が低い場合、また高いところにある巣は無理に駆除する必要はありません。(函館市)
  • ■ハチの巣の駆除は自身や周囲に危険を及ぼす可能性がありますので、専門事業者に依頼することをお勧めします。(苫小牧市)
  • ■※特にスズメバチの巣の駆除は大変危険です。(苫小牧市)
  • ■ハチに刺された場合は、症状の程度にかかわらず医療機関を受診してください。本ページでは応急手当の手順は扱いません。(編集部)

ハチ対応の記載がある業者

当サイト掲載業者のうち、対応する害虫としてハチを明記している会社を掲載しています。掲載順は編集部の提携状況による並びで、優劣・順位を示すものではありません。料金・保証・受付時間は各社の公表内容をそのまま記載しています。

業者名料金(公表値)保証受付時間対応害虫の記載
ダスキン(ターミニックス)ゴキブリ駆除(50㎡以下・単発):27,500円〜本サイト掲載データに記載なし本サイト掲載データに記載なしゴキブリ駆除/ネズミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/害虫駆除/害獣駆除
ハチお助け本舗ハチ駆除(最安):4,400円〜施工後7日間の無料再施工本サイト掲載データに記載なしスズメバチ駆除/アシナガバチ駆除/ミツバチ対応/ハチの巣撤去/予防対策/即日対応
大洋防疫研究所相談・見積もり:無料本サイト掲載データに記載なし本サイト掲載データに記載なしネズミ駆除/ゴキブリ駆除/トコジラミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/消毒・除菌

※金額は各社が公表している料金で、北海道のハチ駆除の相場を示すものではありません。実際の費用は現地調査後の見積もりでご確認ください。

業者を選ぶときの確認項目

  • 01自治体の助成制度を使う場合、申請の前に業者へ依頼してよいか(事前申請の要否、市が承認した業者に限るかどうか)を、依頼前に自治体の担当課へ確認する。
  • 02見積もりは複数社から取り、巣の数・巣の場所・高所作業で追加費用が発生する条件を、作業前に書面で確認する。
  • 03「○○円〜」という表示金額に何が含まれるか(出張費・薬剤費・高所作業費・巣の撤去と後片付け)を確認する。
  • 04対応できるハチの種類(スズメバチ/アシナガバチ/ミツバチ)と、巣のある場所(屋根裏・床下・壁の中・高い場所)に対応できるかを確認する。
  • 05駆除後に同じ場所へ巣が作られた場合の保証の有無と期間を確認する。
  • 06作業日・作業時間帯と、当日の立ち会いが必要かどうかを確認する。

今回の調査で裏付けが取れなかったこと

  • 当サイトは市区町村ごとの業者の対応可否を判定していません。北海道内の個別の地域に対応できるかは、各社へ直接ご確認ください。
  • 掲載しているのは北海道内の一部の自治体です。掲載が無い自治体に制度が無いという意味ではありません。
  • 助成制度は年度ごとに要件・予算が変わり、廃止されることもあります。申請の前に必ず各自治体の最新の案内をご確認ください。
  • 北海道として県全体のハチ駆除に関する公式ページは、今回の調査では確認できませんでした。
  • 1) 北海道(都道府県)レベルのハチの巣駆除に関する公式ページは確認できなかった。北海道公式サイトの検索機能がクライアントサイド実行のGoogleカスタム検索のため機械的な横断検索ができず、外部検索でもpref.hokkaido.lg.jp内にハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣の駆除を扱うページを特定できなかった。存在しないと断定するものではない。2) 助成の「金額」を数値で明示している自治体は確認範囲内では一つもなかった。旭川市も「市が業者への駆除委託と駆除費用負担を行っております」と記載するのみで上限額等の記載はないため、金額はすべてnull扱いとした。3) 各市のページに記載のない事項(例:札幌市の防護服貸出)は「制度がない」ことの証明ではなく、「当該ページに記載がない」ことのみを示す。4) 政令市・中核市を優先しつつ主要10市を対象としたが、北海道は179市町村あり、町村部にはさらに別の運用(防護服貸出や補助金制度)が存在する可能性がある。5) 旭川市のページは最終更新日2022年3月31日、室蘭市は2026年08月12日と更新時点に差がある。