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京都府のハチ駆除
自治体の対応・費用の助成・対応業者
自治体が駆除するかどうか、費用の助成や防護服の貸出があるかどうかは自治体ごとに分かれます。各自治体の公式ページの記載を先に整理し、そのうえでハチ対応の記載がある業者を比較できるようにしています。
京都府のハチ被害について
京都府でハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣に困っている方向けに、京都府内10自治体の公式ページに書かれている対応と、ハチ対応の記載がある駆除業者を整理しました。
ハチは鳥獣保護管理法が対象とする鳥類・哺乳類にあたらないため、イタチやハクビシンのような捕獲許可の手続きは論点になりません。かわりに問題になるのが自治体ごとの対応の違いで、自治体が駆除するかどうか、駆除費用の助成があるかどうか、防護服や駆除器具を貸し出すかどうかは、同じ県内でも分かれます。
本ページの自治体に関する記述は、各自治体の公式ページに書かれている内容の範囲にとどめています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部が制度の有無や金額を推測して補うことはしていません(確認日:2026-09-28)。
自治体の対応(助成・防護服の貸出)
京都府は府として駆除を行わず、府公式FAQでも「駆除費用は自己負担」「スズメバチの駆除については、無料駆除や防護服の無料貸出を行っている市町村もありますので、お住まいの市町村に、ご相談ください」と、対応が市町村ごとに分かれることを府自身が明記している。確認した10市のうち、市が駆除に関与するのは京都市のみで、それも「攻撃性の高いスズメバチ」「市民のご自宅に営巣している場合に限り」という条件付きで、市が費用の一部を負担し指定業者が駆除、依頼者は立会い時に自己負担額1万円を業者に支払う方式。他の9市は民有地のハチの巣を市が駆除しない(または市が駆除するとの記載がない)。城陽市は「ご自宅等にできた危険性の高いスズメバチに限り、巣の駆除を行ってきましたが、令和7年度をもって事業を終了しました」と、直近で制度が廃止されたことを公表している。代わりに広がっているのが防護服の無料貸出で、亀岡市・舞鶴市・長岡京市・八幡市・木津川市・京田辺市・向日市の7市が実施。ただし内容は一様でなく、貸出期間は八幡市が「1泊限り」、亀岡市・舞鶴市が3日程度と差があり、亀岡市は防護服・ヘルメット・防護手袋・防護靴の一式で在庫3組、京田辺市は防護服に加えてハチ駆除用スプレーを原則1本現物配付する。木津川市は建前上「ミツバチなどの小型の蜂」向けの貸出としつつ、スズメバチにも対応する防護服だと注記する。金銭の助成・補助金を公式に掲げる市は、確認範囲では京都市の費用一部負担以外に存在しなかった。業者紹介先はほぼ全市が「京都府ペストコントロール協会(有料)」で共通し、舞鶴市のみ市内業者一覧PDFを独自に掲載している。
各自治体の公式ページに書かれている内容をそのまま整理しています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部による推測は入れていません。「記載なし」は制度が無いことの確認ではなく、当該ページに記載を確認できなかったという意味です。
| 自治体 | 自治体による駆除 | 費用の助成 | 防護服・器具の貸出 | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| 京都市 | 「攻撃性の高いスズメバチについては、市民のご自宅に営巣している場合に限り、駆除の依頼を受付けています。駆除については、京都市が費用の一部を負担し、指定業者が行います」(保健福祉局 医療衛生センター/2024年11月21日更新)。依頼フォームで対象可否を判定のうえ申込む方式。 | 「京都市が費用の一部を負担し、指定業者が行いますが、駆除の立会い時に自己負担額1万円を依頼者から指定業者にお支払いいただくことになります」(実質的に費用の一部を市が負担する制度。利用者負担は定額1万円) | 記載なし | 対象はスズメバチのみ。アシナガバチを対象とする記載はない(ページ本文はアシナガバチにも触れるが、駆除依頼の受付対象として明記されているのはスズメバチのみ)。対象は「市民のご自宅に営巣している場合に限り」。「駆除とは、巣の撤去のほか、巣自体は取り除かずに毒餌等の薬剤を用いて行う場合を含みます」との注記あり。防護服貸出に関する記載は確認できず。 |
| 宇治市 | 「市では家庭や事業所など、民有地内にできたハチの巣の駆除は行っていません。ご自身で駆除することが難しい場合は、下記窓口までご相談ください。京都府ペストコントロール協会(有料)」(環境企画課/2021年5月17日更新) | 記載なし | 記載なし | スズメバチ/アシナガバチの区別なく「ハチの巣」全般について市は駆除しないとする。紹介先は京都府ペストコントロール協会(有料)。防護服貸出・助成の記載は公式ページ上で確認できず。 |
| 亀岡市 | 「※市では、個人の所有地や管理地にある蜂の巣駆除は行っていません。」(環境政策課「蜂の防護服の貸し出し」/2025年10月15日更新) | 記載なし | 「蜂駆除用の防護服を無料で貸し出ししています」。貸し出し物品=「防護服、ヘルメット、防護手袋、防護靴」。貸し出し対象者=「市内の土地もしくは家屋の所有者または管理者」。貸し出し期間=「1日~3日程度を目安に、貸し出し状況に応じて要相談」。費用=「無料」。市役所1階8番窓口(環境政策課)で借用書を記入。「防護服は3組しかありませんので、事前に電話(0771-25-5023)で在庫の確認をお願いします」。駆除剤は自己負担で用意。 | 「巣が高所にある場合/撤去が困難な大きさである場合/地中や床下にあり全体が見えない場合/蜂の種類がスズメバチ(攻撃性が強い)である場合などは、自分で駆除せず専門業者(有料)に依頼するようにしてください」とし、スズメバチは自力駆除を非推奨としている。「作業中の事故に関して、市では一切責任を負いません」。 |
| 舞鶴市 | 市が駆除を行うとの記載はなく、「ハチの巣を見つけたら小さなうちに駆除しましょう。(中略)業者に依頼されるか、防護服などを使用し、自分で駆除をしてください。スズメバチの場合は特に危険ですので、費用はかかりますが駆除業者などに依頼することをお勧めします」(福祉部生活支援相談課/2026年5月20日更新) | 記載なし | 「市では無料で防護服をお貸しいたします。(貸出期間:3日以内)」。貸出場所=市役所 生活支援相談課(0773-66-1006)、西支所(0773-77-2251)、加佐分室(0773-83-0014)。「※在庫に限りがありますので事前に電話でご確認ください。」 | 「舞鶴市内ハチ駆除業者一覧」(PDF)を市が掲載している点が特徴。スズメバチ・アシナガバチを区別した対象限定の記載はなく、ハチ全般が対象の案内。「市では駆除しない」と明言する文言は確認できなかった(市による駆除メニューの記載もない)。 |
| 長岡京市 | 市が駆除を行う旨の記載はなく、「蜂の巣の駆除は/駆除の依頼は 京都府ペストコントロール協会(中略)ただし、駆除費用は有料です。」(環境政策室) | 記載なし | 「市役所では、防護服の貸し出しを無料で行っています。貸し出しについては、在庫のない場合もありますので市役所環境政策室までご連絡ください。」 | ハチの種類による対象限定の記載はなし。「市は駆除しない」という直接の文言はないが、駆除依頼先として民間協会(有料)のみを案内している。 |
| 城陽市 | 「市では、ご自宅等にできた危険性の高いスズメバチに限り、巣の駆除を行ってきましたが、令和7年度をもって事業を終了しました。ハチの巣等の駆除を依頼される場合は、ご自身で業者を探していただくか、業界団体である京都府ペストコントロール協会にお問い合わせください。」 | 記載なし | 記載なし | かつてスズメバチに限り市が駆除を実施していたが、令和7年度(2025年度)をもって事業終了と公式に明記。現在は市による駆除・助成ともになし。「公共施設(道路、街路樹、公園など)におけるハチの巣やその他の害虫の駆除については、各施設管理者にご相談ください」。防護服貸出の記載は確認できず。 |
| 八幡市 | 「市では、個人宅等の市有地以外での蜂の巣やヘビ、その他害虫の駆除は行っていませんが、駆除業者の協会をご紹介しています。」(環境業務課/2023年12月20日更新) | 記載なし | 「市では、その際にご利用いただく防護服を無料で貸出しています。防護服の貸し出しは、市民の方を対象に1泊限りで貸し出しています。なお、数に限りがありますので、貸出しを希望される方は必ず事前に環境業務課までお問合せください。」「(注)お越しの際は、運転免許証などの本人確認のできる書類を持参ください。」 | 貸出期間は「1泊限り」と他市より短い。ハチの種類による対象限定の記載はなし。紹介先はペストコントロール協会。 |
| 木津川市 | 「家庭や個人の所有地内などで発生した蜂や害虫などは、市では駆除できません。」(環境課) | 記載なし | 「小型の蜂を自分で駆除される場合は、環境課で蜂用防護服を無料で貸出しますので、それをご利用いただくか、専門の業者などへ相談ください。」「木津川市では、ミツバチなどの小型の蜂をご自身で駆除される場合に蜂の防護服の貸し出しをおこなっています。」貸出窓口=環境課(0774-75-1215)。「貸し出し中の場合もありますので、必ず事前に問い合わせをお願いします。」 | 貸出の建前は「ミツバチなどの小型の蜂」向け。ただし「この蜂防護服は、スズメ蜂など大型のハチの駆除にも対応しておりますが、可能な限り個人ではおこなわず害虫駆除専門業者に依頼してください」との注記あり。「公園など公共施設のハチの巣駆除は、施設管理者が対応します」。 |
| 京田辺市 | 「市では、ご自宅の建物や庭先にできたハチの巣の駆除は行っていません。ハチが巣を作った場所の所有者または管理者が駆除してください。」「自分で駆除することが難しい場合は、専門業者を紹介してくれる窓口を案内しています。」(環境課) | 記載なし | 「自分で駆除する場合、環境課において、ハチの防護服の貸出やハチ駆除用スプレーの配付を行っています。これらの貸出および配付は、個数に限りがあるので事前に電話(環境課:0774‐64‐1366)で確認してください。」「※ハチ駆除用スプレーの配付は、原則1本です。」「※電話・貸出時間は平日の8時30分~12時00分、13時00分~17時15分です。」 | 防護服に加えて「ハチ駆除用スプレー」の現物配付(原則1本)まで行う点が府内でも特徴的。金銭の助成・補助金の記載はない。「ハチの種類や巣や大きさによっては自分での駆除は危険ですので、専門業者に依頼してください」。 |
| 向日市 | 「市ではハチの駆除は行っていませんが、専門業者(有料)の紹介をしています。」(衛生環境課) | 記載なし | 「また、個人で駆除を行う場合は、防護服の無料貸し出しを実施していますので、向日市衛生環境課までお問い合わせください。」 | ミツバチについては別ページ(産業振興課 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/15/1208.html )で「市は、ミツバチの巣の駆除を行いませんが、駆除を行う業者をご紹介します(費用は自己負担)」とし、分蜂は「1日から2日の間に(中略)移動します」と様子見を案内。「巣が大きい時や棒などが届かない時、スズメバチなどの危険なハチは、安全性を考えて、専門業者に駆除していただくことをお勧めします」。 |
出典(各自治体の公式ページ)
- 京都市:https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000004236.html(確認日 2026年9月28日)
- 宇治市:https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/21/39697.html(確認日 2026年9月28日)
- 亀岡市:https://www.city.kameoka.kyoto.jp/soshiki/21/39464.html(確認日 2026年9月28日)
- 舞鶴市:https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000014296.html(確認日 2026年9月28日)
- 長岡京市:https://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000002057.html(確認日 2026年9月28日)
- 城陽市:https://www.city.joyo.kyoto.jp/0000001448.html(確認日 2026年9月28日)
- 八幡市:https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000251.html(確認日 2026年9月28日)
- 木津川市:https://www.city.kizugawa.lg.jp/0000000881.html(確認日 2026年9月28日)
- 京田辺市:https://www.city.kyotanabe.lg.jp/0000000971.html(確認日 2026年9月28日)
- 向日市:https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/12/2648.html(確認日 2026年9月28日)
京都府・区市の相談窓口
京都府 よくあるお問い合わせと回答(FAQ番号 02661)「蜂の巣やシロアリなどの害虫や、ねずみを駆除するには、どうすればよいか。」(生活衛生課)
「蜂の巣やシロアリなどの害虫や、ねずみの駆除については、専門的な知識を持った人でなければ駆除が困難な場合があるため、下記の専門業者の団体に、ご相談ください。公益社団法人京都保健衛生協会 TEL 075-681-1727/京都府ペストコントロール協会 TEL 0120-064-074(0774-46-9873)。なお、駆除については、個別で専門業者に依頼していただくことになります(※駆除費用は自己負担です)。スズメバチの駆除については、無料駆除や防護服の無料貸出を行っている市町村もありますので、お住まいの市町村に、ご相談ください。」
http://faq.pref.kyoto.lg.jp/faq.asp?faqno=02661(確認日 2026年9月28日)
被害の種類
- ■巣が高所にある場合/撤去が困難な大きさである場合/地中や床下にあり全体が見えない場合/蜂の種類がスズメバチ(攻撃性が強い)である場合などは、自分で駆除せず専門業者(有料)に依頼するようにしてください(亀岡市)
- ■ハチの巣を見つけたら小さなうちに駆除しましょう。(中略)業者に依頼されるか、防護服などを使用し、自分で駆除をしてください。スズメバチの場合は特に危険ですので、費用はかかりますが駆除業者などに依頼することをお勧めします(舞鶴市)
- ■市では、ご自宅等にできた危険性の高いスズメバチに限り、巣の駆除を行ってきましたが、令和7年度をもって事業を終了しました。ハチの巣等の駆除を依頼される場合は、ご自身で業者を探していただくか、業界団体である京都府ペストコントロール協会にお問い合わせください。(城陽市)
- ■ハチの種類や巣や大きさによっては自分での駆除は危険ですので、専門業者に依頼してください(京田辺市)
- ■ハチに刺された場合は、症状の程度にかかわらず医療機関を受診してください。本ページでは応急手当の手順は扱いません。(編集部)
ハチ対応の記載がある業者
当サイト掲載業者のうち、対応する害虫としてハチを明記している会社を掲載しています。掲載順は編集部の提携状況による並びで、優劣・順位を示すものではありません。料金・保証・受付時間は各社の公表内容をそのまま記載しています。
| 業者名 | 料金(公表値) | 保証 | 受付時間 | 対応害虫の記載 |
|---|---|---|---|---|
| ダスキン(ターミニックス) | ゴキブリ駆除(50㎡以下・単発):27,500円〜 | 本サイト掲載データに記載なし | 本サイト掲載データに記載なし | ゴキブリ駆除/ネズミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/害虫駆除/害獣駆除 |
| ハチお助け本舗 | ハチ駆除(最安):4,400円〜 | 施工後7日間の無料再施工 | 本サイト掲載データに記載なし | スズメバチ駆除/アシナガバチ駆除/ミツバチ対応/ハチの巣撤去/予防対策/即日対応 |
| 大洋防疫研究所 | 相談・見積もり:無料 | 本サイト掲載データに記載なし | 本サイト掲載データに記載なし | ネズミ駆除/ゴキブリ駆除/トコジラミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/消毒・除菌 |
※金額は各社が公表している料金で、京都府のハチ駆除の相場を示すものではありません。実際の費用は現地調査後の見積もりでご確認ください。
業者を選ぶときの確認項目
- 01自治体の助成制度を使う場合、申請の前に業者へ依頼してよいか(事前申請の要否、市が承認した業者に限るかどうか)を、依頼前に自治体の担当課へ確認する。
- 02見積もりは複数社から取り、巣の数・巣の場所・高所作業で追加費用が発生する条件を、作業前に書面で確認する。
- 03「○○円〜」という表示金額に何が含まれるか(出張費・薬剤費・高所作業費・巣の撤去と後片付け)を確認する。
- 04対応できるハチの種類(スズメバチ/アシナガバチ/ミツバチ)と、巣のある場所(屋根裏・床下・壁の中・高い場所)に対応できるかを確認する。
- 05駆除後に同じ場所へ巣が作られた場合の保証の有無と期間を確認する。
- 06作業日・作業時間帯と、当日の立ち会いが必要かどうかを確認する。
今回の調査で裏付けが取れなかったこと
- 当サイトは市区町村ごとの業者の対応可否を判定していません。京都府内の個別の地域に対応できるかは、各社へ直接ご確認ください。
- 掲載しているのは京都府内の一部の自治体です。掲載が無い自治体に制度が無いという意味ではありません。
- 助成制度は年度ごとに要件・予算が変わり、廃止されることもあります。申請の前に必ず各自治体の最新の案内をご確認ください。
- 確認できなかったこと:(1) 京都市の負担割合・上限額の内訳(公式には依頼者負担1万円のみ記載で、市の負担額は非公表)。(2) 京都市・宇治市・城陽市の防護服貸出の有無(貸出を行うとの公式記載が見つからず、null としたが「制度なし」と断定はできない)。(3) アシナガバチの扱いを明示している市は少なく、京都市(スズメバチ限定で受付)と亀岡市・木津川市(スズメバチは業者推奨)以外は種別を区別していないため、アシナガバチが対象外かどうかは公式文言からは判別できない。(4) 福知山市は公式サイト内にハチの巣駆除の専用ページを発見できず、対象から除外した。(5) 京都府内の町村(大山崎町・久御山町・井手町・宇治田原町・笠置町・和束町・精華町・南山城村・京丹波町・伊根町・与謝野町)および南丹市・京丹後市・綾部市・長岡京市以外の残る市町は未調査。(6) 各市の貸出用防護服の実在庫数・申込様式の細部(亀岡市の3組を除き未記載)。(7) 城陽市の事業終了に伴う経過措置の有無。