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岐阜県のハチ駆除
自治体の対応・費用の助成・対応業者
自治体が駆除するかどうか、費用の助成や防護服の貸出があるかどうかは自治体ごとに分かれます。各自治体の公式ページの記載を先に整理し、そのうえでハチ対応の記載がある業者を比較できるようにしています。
岐阜県のハチ被害について
岐阜県でハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣に困っている方向けに、岐阜県内5自治体の公式ページに書かれている対応と、ハチ対応の記載がある駆除業者を整理しました。
ハチは鳥獣保護管理法が対象とする鳥類・哺乳類にあたらないため、イタチやハクビシンのような捕獲許可の手続きは論点になりません。かわりに問題になるのが自治体ごとの対応の違いで、自治体が駆除するかどうか、駆除費用の助成があるかどうか、防護服や駆除器具を貸し出すかどうかは、同じ県内でも分かれます。
本ページの自治体に関する記述は、各自治体の公式ページに書かれている内容の範囲にとどめています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部が制度の有無や金額を推測して補うことはしていません(確認日:2026-09-30)。
自治体の対応(助成・防護服の貸出)
岐阜県内で確認した5市町のうち、ハチの巣の駆除を市町が行うと書いているところは無く、いずれも「巣がある土地・建物の所有者または管理者が対応する」という立場である。羽島市と御嵩町は「市からの補助金制度はございません」「御嵩町ではハチの巣の駆除費用に対する補助制度はありません」と、補助が無いことを公式に明記している。業者の紹介についても差があり、羽島市・御嵩町は「市(町)ではハチの巣の駆除業者を指定しておりません。ご自身で業者を探してください」として自力で探すよう求める一方、山県市は「市では、ハチの巣を駆除をしておりませんが、駆除業者などをご紹介します」と、市が業者紹介を行うとしている。羽島市は空き家の敷地内に巣がある場合の扱いにも触れており、所有者が不明なときは市の生活安全課に相談するよう案内したうえで、土地所有者の情報は岐阜地方法務局で地番から誰でも(有料で)調べられると書いている。業者団体としては羽島市が「一般社団法人岐阜県ペストコントロール協会」を挙げている。高山市のページはハチ刺されへの注意喚起が中心で、市が駆除するかどうかについての記載は確認できなかった。
各自治体の公式ページに書かれている内容をそのまま整理しています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部による推測は入れていません。「記載なし」は制度が無いことの確認ではなく、当該ページに記載を確認できなかったという意味です。
| 自治体 | 自治体による駆除 | 費用の助成 | 防護服・器具の貸出 | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| 羽島市 | 「市では、私有地(一般住宅、店舗、農地など)のハチの巣の駆除や指導等は行っておりません。駆除が必要な場合は、巣がある土地の所有者等が責任を持って処理していただくことになります。」「公共施設にハチの巣があってお困りの際は公共施設の管理者へご相談ください。」「空き家の敷地内にハチの巣がある場合 空き家の所有者または管理者等が責任をもって処理していただくことになります。空き家の所有者等が不明な場合は、羽島市役所生活安全課(電話番号:058-392-1163)にご相談ください。」 | 「また、ハチの巣の駆除費用については、市からの補助金制度はございません。」と、補助が無いことを公式に明記している。 | 記載なし | 「市ではハチの巣の駆除業者を指定しておりません。ご自身で業者を探してください。業者が見つからない場合は、岐阜県下の防除・駆除に従事している業者で組織する一般社団法人岐阜県ペストコントロール協会にご相談いただく方法もあります。」「なお、土地所有者の情報は、岐阜地方法務局(住所:岐阜市金竜町5丁目13番地)で、対象地の地番から誰でも調べることができます。(有料)」と、空き家・空き地の所有者調査の方法まで案内している。 |
| 関市 | 「なお、ハチの巣は、巣がある場所の所有者または管理者に対応していただくことになります。」「★ 市の土地以外の蜂の巣の駆除は市役所では行いません。」「玄関先や屋内などに巣を作られてしまい、どうしても駆除しなければならないときは専門の業者等に依頼することをお勧めします。」「市の施設で危険な場所に巣がある場合は、施設の管理担当課へご連絡ください。」 | 記載なし | 記載なし | 「人通りのないところ、高いところの巣など危険性がない場合は、むやみに駆除したりせずそのままにしておき、近寄らないようにしましょう。」と、駆除しない選択肢を先に示している。「【スズメバチ用ハチとり器の作り方】」として、5〜6月頃にペットボトルと誘引剤(日本酒10、酢4、ハチミツ3の割合)でハチトラップを設置する営巣予防の方法を具体的に案内している。 |
| 御嵩町 | 「ハチの巣の駆除は、巣がある場所の所有者または管理者が行う必要があります。」「個人の所有する私有地にハチの巣がある場合は、町では駆除することができないため、土地建物の所有者または管理者にてご対応ください。空き家、空き地などで所有者が不明な場合は、町へご相談ください。」「町の所有する公有地にハチの巣がある場合は、それぞれの施設管理者が対応しますので、町の施設管理者に直接ご連絡ください。」 | 「御嵩町ではハチの巣の駆除費用に対する補助制度はありません。」と、補助が無いことを公式に明記している。 | 記載なし | 「町ではハチの巣の駆除業者を指定しておりません。電話帳、インターネットなどでご自身で業者を探し、選定してください。」「駆除料金は、ハチの種類、駆除の難易度、依頼業者によって異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。」「大きな巣(10cm以上)やスズメバチに関しましては特に駆除に危険を伴うため、専門業者へ依頼することをお勧めいたします。」と、専門業者に任せる目安として巣の大きさ10cm以上を挙げている。 |
| 山県市 | よくある質問「ハチの巣を駆除したい」への回答として「ハチの巣が個人の敷地内にある場合は、土地建物の所有者または管理者に処理をしていただくことになります。」「市では、ハチの巣を駆除をしておりませんが、駆除業者などをご紹介します。」 | 記載なし | 記載なし | 市が駆除業者を紹介すると明記している点が、業者を指定・紹介しない羽島市・御嵩町と対照的である。 |
| 高山市 | ページ名は「スズメバチなど蜂さされに注意しましょう」で、市が駆除を行うかどうかについての記載は当該ページでは確認できなかった。「蜂に刺される一番危険な時期は、蜂の巣が最も発達し、巣や幼虫を守るため、蜂の数が多くなり活発に活動する時期です。アシナガバチは7〜8月、スズメバチは7月〜10月、ミツバチは一年中危険です。草が繁茂し、草刈りの必要な時期が、蜂に刺される最も危険な時期です。」 | 記載なし | 記載なし | 「蜂の巣は、軒下、天井裏、木々の間、地中にある場合があります。近くに蜂を見かけたら、近くに巣がある可能性があります」として、巣がある可能性を疑う目安を示している。外部リンクとして農林水産省林野庁「蜂刺され災害を防ごう」と岐阜県森林科学研究所「スズメバチってどんなハチ?」を案内している。 |
出典(各自治体の公式ページ)
- 羽島市:https://www.city.hashima.lg.jp/5191.html(確認日 2026年9月30日)
- 関市:https://www.city.seki.lg.jp/0000012254.html(確認日 2026年9月30日)
- 御嵩町:https://www.town.mitake.lg.jp/portal/life-process/trash-environment-hygiene/environment/post0106908/(確認日 2026年9月30日)
- 山県市:https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/faq-gomi/1230.html(確認日 2026年9月30日)
- 高山市:https://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000016/1000096/1007760.html(確認日 2026年9月30日)
被害の種類
- ■市の施設で危険な場所に巣がある場合は、施設の管理担当課へご連絡ください。(関市)
- ■人通りのないところ、高いところの巣など危険性がない場合は、むやみに駆除したりせずそのままにしておき、近寄らないようにしましょう。(関市)
- ■大きな巣(10cm以上)やスズメバチに関しましては特に駆除に危険を伴うため、専門業者へ依頼することをお勧めいたします。(御嵩町)
- ■蜂に刺される一番危険な時期は、蜂の巣が最も発達し、巣や幼虫を守るため、蜂の数が多くなり活発に活動する時期です。アシナガバチは7〜8月、スズメバチは7月〜10月、ミツバチは一年中危険です。草が繁茂し、草刈りの必要な時期が、蜂に刺される最も危険な時期です。(高山市)
- ■ハチに刺された場合は、症状の程度にかかわらず医療機関を受診してください。本ページでは応急手当の手順は扱いません。(編集部)
ハチ対応の記載がある業者
当サイト掲載業者のうち、対応する害虫としてハチを明記している会社を掲載しています。掲載順は編集部の提携状況による並びで、優劣・順位を示すものではありません。料金・保証・受付時間は各社の公表内容をそのまま記載しています。
| 業者名 | 料金(公表値) | 保証 | 受付時間 | 対応害虫の記載 |
|---|---|---|---|---|
| ダスキン(ターミニックス) | ゴキブリ駆除(50㎡以下・単発):27,500円〜 | 本サイト掲載データに記載なし | 本サイト掲載データに記載なし | ゴキブリ駆除/ネズミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/害虫駆除/害獣駆除 |
| ハチお助け本舗 | ハチ駆除(最安):4,400円〜 | 施工後7日間の無料再施工 | 本サイト掲載データに記載なし | スズメバチ駆除/アシナガバチ駆除/ミツバチ対応/ハチの巣撤去/予防対策/即日対応 |
| 大洋防疫研究所 | 相談・見積もり:無料 | 本サイト掲載データに記載なし | 本サイト掲載データに記載なし | ネズミ駆除/ゴキブリ駆除/トコジラミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/消毒・除菌 |
※金額は各社が公表している料金で、岐阜県のハチ駆除の相場を示すものではありません。実際の費用は現地調査後の見積もりでご確認ください。
業者を選ぶときの確認項目
- 01自治体の助成制度を使う場合、申請の前に業者へ依頼してよいか(事前申請の要否、市が承認した業者に限るかどうか)を、依頼前に自治体の担当課へ確認する。
- 02見積もりは複数社から取り、巣の数・巣の場所・高所作業で追加費用が発生する条件を、作業前に書面で確認する。
- 03「○○円〜」という表示金額に何が含まれるか(出張費・薬剤費・高所作業費・巣の撤去と後片付け)を確認する。
- 04対応できるハチの種類(スズメバチ/アシナガバチ/ミツバチ)と、巣のある場所(屋根裏・床下・壁の中・高い場所)に対応できるかを確認する。
- 05駆除後に同じ場所へ巣が作られた場合の保証の有無と期間を確認する。
- 06作業日・作業時間帯と、当日の立ち会いが必要かどうかを確認する。
今回の調査で裏付けが取れなかったこと
- 当サイトは市区町村ごとの業者の対応可否を判定していません。岐阜県内の個別の地域に対応できるかは、各社へ直接ご確認ください。
- 掲載しているのは岐阜県内の一部の自治体です。掲載が無い自治体に制度が無いという意味ではありません。
- 助成制度は年度ごとに要件・予算が変わり、廃止されることもあります。申請の前に必ず各自治体の最新の案内をご確認ください。
- 岐阜県として県全体のハチ駆除に関する公式ページは、今回の調査では確認できませんでした。
- 確認できなかったこと:(1) 高山市のページは注意喚起が中心で、市が駆除を行うかどうか、助成・貸出があるかどうかを示す文言は確認できず、いずれも「記載なし」とした。(2) 5市町いずれも防護服・駆除器具の貸出に関する公式記載は見つからず「記載なし」としたが、「制度なし」と断定はできない。(3) 県内42市町村のうち今回調査したのは5市町で、岐阜市・大垣市・各務原市・多治見市・可児市などは公式サイトの構造上ハチのページを特定できず未調査。(4) 岐阜県として県全体のハチ駆除に関する公式ページは今回の調査では確認できなかった。