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愛知県のハチ駆除自治体の対応・費用の助成・対応業者

自治体が駆除するかどうか、費用の助成や防護服の貸出があるかどうかは自治体ごとに分かれます。各自治体の公式ページの記載を先に整理し、そのうえでハチ対応の記載がある業者を比較できるようにしています。

掲載業者 3社掲載自治体 14件確認日 2026年9月28日
本ページは、愛知県内の各自治体および各社の公式サイトの公開情報をもとに編集部が整理したものです(確認日:2026年9月28日)。自治体の対応・助成・貸出に関する記述は各自治体のページの記載の範囲にとどめ、記載が無い項目は「記載なし」としています。制度は年度ごとに変わることがあるため、実際の可否・金額は必ず各自治体にご確認ください。

愛知県のハチ被害について

愛知県でハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣に困っている方向けに、愛知県内14自治体の公式ページに書かれている対応と、ハチ対応の記載がある駆除業者を整理しました。

ハチは鳥獣保護管理法が対象とする鳥類・哺乳類にあたらないため、イタチやハクビシンのような捕獲許可の手続きは論点になりません。かわりに問題になるのが自治体ごとの対応の違いで、自治体が駆除するかどうか、駆除費用の助成があるかどうか、防護服や駆除器具を貸し出すかどうかは、同じ県内でも分かれます。

本ページの自治体に関する記述は、各自治体の公式ページに書かれている内容の範囲にとどめています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部が制度の有無や金額を推測して補うことはしていません(確認日:2026-09-28)。

自治体の対応(助成・防護服の貸出)

愛知県内の主要自治体14件を公式ページで確認した範囲では、原則として「私有地のハチの巣は所有者・管理者の責任で対応し、自治体は駆除しない」が多数派で、名古屋市・一宮市・豊田市・春日井市・豊川市・安城市・刈谷市・尾張旭市・稲沢市・東郷町・美浜町の11自治体が自ら駆除しない旨を明記している。例外は岡崎市で、スズメバチとミツバチの巣について市が業者へ依頼して除去する事業を持ち(公共施設等および住居が対象、営業施設・事業者管理地は対象外)、令和8年4月1日からは住宅の除去費用の2分の1が申込者負担に変更される。西尾市は市が直接駆除せず市内の「西尾養蜂組合」に駆除を依頼する取次方式で、費用は依頼者負担。費用補助は自治体で大きく分かれ、大府市(駆除処理費の2分の1・上限5,000円・1世帯年1回・スズメバチ類のみ・市の承認業者に依頼が条件)と尾張旭市(経費の2分の1・上限5,000円・スズメバチのみ)が現行の補助金制度を持つ一方、安城市・刈谷市・豊田市・春日井市は「補助はない」と明記し、一宮市(平成31年度で廃止)と稲沢市(令和4年度で廃止)は制度自体を廃止している。名古屋市の補助は生活保護世帯・市民税非課税の要援護世帯等に限った「昆虫等駆除費及び消毒費補助制度」で、ハチ専用の補助ではない。防護服の貸出は確認できた14自治体では美浜町のみ(ヘルメット・頭部プロテクター・上衣・ズボン・冷房チェスト・手袋を町内での駆除に限り貸出、長靴と薬剤は自己負担)で、西尾市は「蜂等駆除用防護服の貸出しは現在中止しています」と中止を明記している。種類別の扱いも分かれ、補助金を持つ大府市・尾張旭市はスズメバチ(類)のみを対象とし、アシナガバチは名古屋市・安城市・刈谷市・岡崎市・豊川市が「自分で駆除可能」と案内している。

各自治体の公式ページに書かれている内容をそのまま整理しています。公式ページに記載が無い項目は「記載なし」としており、編集部による推測は入れていません。「記載なし」は制度が無いことの確認ではなく、当該ページに記載を確認できなかったという意味です。

自治体自治体による駆除費用の助成防護服・器具の貸出条件
名古屋市ページ名「スズメバチ ハチに刺されないために」。「名古屋市では駆除を行っていません」(相談は各区の担当窓口で受付)。スズメバチは「攻撃性が強く、作業中に刺される場合もあるので除去は専門業者に依頼しましょう」「生活保護法による扶助を受けている世帯の方、在宅寝たきり高齢者や身体障害者等を含む市民税非課税の世帯の方については、昆虫等駆除費及び消毒費補助制度により補助することができる場合があります」(金額の記載は当該ページに無し)記載なしアシナガバチは「スズメバチに比べ攻撃性が弱く、外皮もないため自分で除去することも可能です。夕方から夜、ハチが活動を停止している間に、風上から巣に向けてスプレー式の殺虫剤を20から30秒吹き付けます」と自己駆除の手順を案内。補助は低所得・要援護世帯に限定された一般制度(昆虫等駆除費及び消毒費補助制度)で、ハチ専用の補助金ではない。
岡崎市ページ名「野生蜂の巣の除去」。「公共施設等(公民館、集会所、市管理地など)に作られたスズメバチとミツバチの巣を見つけたら、動物総合センターに連絡してください。」申込は動物総合センターへ電話等で行い、市が審査のうえ除去処理業者へ依頼する。必須要件は「依頼者は土地や建物の所有者又は地区の代表者(総代等)であること」「巣のある場所は営業施設ではないこと。また、事業者が管理している土地ではないこと」で、加えて「不特定多数の市民が被害にあう可能性がある」または「住居である」のいずれかを満たすこと。市の除去事業として費用を公費で負担する方式(補助金の交付ではない)。「令和8年4月1日より制度が一部変更となり、住宅における除去費用の一部(2分の1)が土地所有者等である申込者負担となります。」金額は「お申し込み時にご負担いただくおおよその金額をお伝えします。」とあり、定額の記載は無し記載なし市の除去対象はスズメバチとミツバチの巣。アシナガバチは「ご自身で除去することが可能」とされ対象外。営業施設・事業者管理地は対象外。
一宮市ページ名「ハチが巣を作り困っています。どうしたらよいですか。」。「市では、私有地におけるハチ類の駆除は行っていません」。市が管理する公園や施設の場合は各担当部署へ問い合わせ。記載なし記載なし「市で行っていたスズメバチ等駆除事業につきましては、平成31年度をもって廃止となりました」と明記。業者依頼時は「複数の業者から見積もりを取り、納得した上でご依頼ください」。種類別の区別の記載はなく「ハチの種類や時期によってはご自身での駆除も可能」とのみ。
豊田市ページ名「住まいの害虫等について」。「市では、私有地における害虫等の駆除や費用補助は行っていません。土地や建物の所有者または管理者の責任において対応をお願いします。」記載なし記載なしスズメバチ・アシナガバチは同一のPDF資料にまとめて掲載され、本文中での対応の区別は無し。費用補助を行わない旨が駆除と併せて明記されている。
春日井市ページ名「ハチについて」。「春日井市では巣の駆除や駆除にかかる費用の助成は行っていません。」記載なし記載なしスズメバチ「体長約3cm、凶暴な性格。他種の昆虫を捕食する。樹下や屋根裏などに球形の巣を作る。」、アシナガバチ「体長約2.5cm、住宅地で最もよく見られるハチ、草むらや軒下に円盤状の巣を作る。」と種類の説明はあるが、対応の可否は種類で分けていない。
豊川市ページ名「ハチの巣の駆除について」。「私有地にできたハチの巣は所有者・管理者で対策をお願いします。市が管理する公共施設や道路・河川・公園・街路樹などの公共用地はそれぞれの管理者が対応します。」記載なし記載なしスズメバチは「巣に近寄るだけで攻撃してくることがあります。巣に近寄らず、駆除業者に依頼(有料)してください」。アシナガバチは「性格はわりとおとなしく、刺激するようなことがなければ、人を襲って刺すことはほとんどありません」として自己駆除または有料の業者依頼を案内。
安城市ページ名「ハチの巣の駆除」。「市では、個人の所有地や管理地にあるハチの巣の駆除は行っていません。」「市から斡旋している業者はありません。また、駆除料金に対する補助もありません。」(補助なしと明記)記載なし「スズメバチの巣に関しては、駆除に危険が伴うため、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします」/「アシナガバチの巣は、個人でも駆除が可能です」と種類で案内を分けている。
刈谷市ページ名「ハチの巣の駆除」。「市では、個人の所有地におけるハチの巣の駆除は行っておりません」「駆除料金に対する補助もありませんのでご了承ください」(補助なしと明記)記載なし「スズメバチの巣に関しては、駆除に危険が伴うため、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします」/「アシナガバチの巣は個人でも駆除が可能です(危険と感じる場合は専門の駆除業者に依頼することをお勧めします)」
西尾市ページ名「蜂の巣の駆除」。「西尾市では市内の『西尾養蜂組合』に蜂の巣の駆除をお願いしている」とし、市が直接駆除するのではなく組合へ取り次ぐ方式。「蜂の巣の駆除を依頼した際は、依頼者様にも費用を負担していただく」記載なし「蜂等駆除用防護服の貸出しは現在中止しています。」(過去に貸出制度があったが現在は中止)ページ内に蜂の種類による対応の区別の記載は無し。費用は依頼者負担で、補助の記載は無し。
大府市ページ名「スズメバチ類の駆除処理費補助制度」。市が直接駆除する旨の記載は無く、「市の承認を受けた処理業者に依頼し、営巣しているスズメバチ類を駆除・除去した方」への費用補助制度を設けている。「駆除処理費用(消費税を含む)の2分の1で、補助限度額は5,000円です」「当該年度について、1世帯あたり1回が限度です。」対象者は「本市に土地もしくは家屋を所有している個人の方」。処理業者から「スズメバチ類駆除処理実績報告書」と領収書を取得し環境課へ申請。記載なし対象はスズメバチ類のみ(主にオオスズメバチ、ヒメスズメバチ、キイロスズメバチ等)。「アシナガバチ、ミツバチ等は対象外です。」市の承認を受けた処理業者への依頼が必須条件。
尾張旭市ページ名「スズメバチの巣の駆除費補助金」。「市では個人の所有地におけるハチの巣の駆除は行っていません。」駆除は自己手配で、費用の一部を補助する方式。「上限5,000円(経費の2分の1の額)」の補助金制度あり記載なし補助の対象はスズメバチのみ。
稲沢市ページ名「スズメバチ駆除費補助事業(この事業は令和4年度をもって廃止しました。)」。市による駆除の実施はなく、「(公社)愛知県ペストコントロール協会(電話052-452-7122)で相談することができます。」と案内。記載なし記載なしかつて存在したスズメバチ駆除費補助事業は「令和4年度をもって廃止しました。」と明記。現行の補助金額の記載は無し。
美浜町ページ名「ハチ防護服を貸し出します」。「環境課では、ハチ及びハチの巣の駆除は行っていませんが」として、駆除自体は行わず防護服の貸出で自己駆除を支援する方式。記載なし防護服の貸出あり。貸出品は「ヘルメット」「頭部プロテクター」「上衣」「ズボン」「冷房チェスト」「手袋」。「美浜町内で駆除を行う場合に限ります」。「長靴」「駆除用薬剤」などは自身で用意が必要。オオスズメバチとキイロスズメバチについては「個人で駆除するのは大変困難ですので、駆除業者に依頼するようにしてください」と記載。貸出自体はハチの種類を限定していない。
東郷町ページ名「ハチや害虫の駆除について」。「ハチ駆除、害虫駆除などは、下記協会や専門業者に依頼してください」とし、町は駆除を行わない。公益社団法人愛知県ペストコントロール協会(電話052-452-7122)を案内。記載なし記載なし「駆除方法や費用は、状況や業者ごとに異なりますので、トラブル防止のためにも、複数の業者に問い合わせる(見積をもらう)ことをお勧めします」。ハチの種類による区別の記載は無し。

出典(各自治体の公式ページ)

被害の種類

  • ■攻撃性が強く、作業中に刺される場合もあるので除去は専門業者に依頼しましょう(名古屋市)
  • ■スズメバチの巣に関しては、駆除に危険が伴うため、専門の駆除業者に依頼することをお勧めします(安城市)
  • ■ハチに刺された場合は、症状の程度にかかわらず医療機関を受診してください。本ページでは応急手当の手順は扱いません。(編集部)

ハチ対応の記載がある業者

当サイト掲載業者のうち、対応する害虫としてハチを明記している会社を掲載しています。掲載順は編集部の提携状況による並びで、優劣・順位を示すものではありません。料金・保証・受付時間は各社の公表内容をそのまま記載しています。

業者名料金(公表値)保証受付時間対応害虫の記載
ダスキン(ターミニックス)ゴキブリ駆除(50㎡以下・単発):27,500円〜本サイト掲載データに記載なし本サイト掲載データに記載なしゴキブリ駆除/ネズミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/害虫駆除/害獣駆除
ハチお助け本舗ハチ駆除(最安):4,400円〜施工後7日間の無料再施工本サイト掲載データに記載なしスズメバチ駆除/アシナガバチ駆除/ミツバチ対応/ハチの巣撤去/予防対策/即日対応
大洋防疫研究所相談・見積もり:無料本サイト掲載データに記載なし本サイト掲載データに記載なしネズミ駆除/ゴキブリ駆除/トコジラミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/消毒・除菌

※金額は各社が公表している料金で、愛知県のハチ駆除の相場を示すものではありません。実際の費用は現地調査後の見積もりでご確認ください。

業者を選ぶときの確認項目

  • 01自治体の助成制度を使う場合、申請の前に業者へ依頼してよいか(事前申請の要否、市が承認した業者に限るかどうか)を、依頼前に自治体の担当課へ確認する。
  • 02見積もりは複数社から取り、巣の数・巣の場所・高所作業で追加費用が発生する条件を、作業前に書面で確認する。
  • 03「○○円〜」という表示金額に何が含まれるか(出張費・薬剤費・高所作業費・巣の撤去と後片付け)を確認する。
  • 04対応できるハチの種類(スズメバチ/アシナガバチ/ミツバチ)と、巣のある場所(屋根裏・床下・壁の中・高い場所)に対応できるかを確認する。
  • 05駆除後に同じ場所へ巣が作られた場合の保証の有無と期間を確認する。
  • 06作業日・作業時間帯と、当日の立ち会いが必要かどうかを確認する。

今回の調査で裏付けが取れなかったこと

  • 当サイトは市区町村ごとの業者の対応可否を判定していません。愛知県内の個別の地域に対応できるかは、各社へ直接ご確認ください。
  • 掲載しているのは愛知県内の一部の自治体です。掲載が無い自治体に制度が無いという意味ではありません。
  • 助成制度は年度ごとに要件・予算が変わり、廃止されることもあります。申請の前に必ず各自治体の最新の案内をご確認ください。
  • 愛知県として県全体のハチ駆除に関する公式ページは、今回の調査では確認できませんでした。
  • 確認できなかったこと:(1) 愛知県庁(pref.aichi.jp)のハチに関する公式ページ。県サイトは検索機能がGoogleカスタム検索でありサーバ側のアクセス制御で本文を取得できず、県としての公式記載の有無を確認できなかったため pref_page は null とした。ただし稲沢市・東郷町のページが県内共通の相談先として「公益社団法人愛知県ペストコントロール協会(052-452-7122)」を案内している。(2) 中核市である豊橋市のハチ駆除に関する専用ページ。公式サイトのカテゴリ(ごみ・環境/健康・保健衛生/環境保全/よくある質問)を辿ったが該当ページを確認できず、同市の方針は不明のため municipal に含めていない。(3) 各自治体ページに金額の記載がない項目(名古屋市の補助額、岡崎市の自己負担の具体額など)は推定せず、記載どおりに留めた。(4) 名古屋市・岡崎市など一部ページは要約経由で本文を確認しており、引用は公式ページ上の文言に基づくが、細部の表記は原典での再確認が望ましい。